厳選!「つまらない」を意味する英語のスラング/表現
今回の記事では、「つまらない」という表現の幅を増やしてみましょう!
難しい言葉ではなく、色んな物事に使用することのできる基本的な言葉なので、表現の幅を増やす価値はあります。まあ、そんなに毎日「つまらない」を口にせざるを得ないような生活はしたくは無いですが(笑)
この記事では、その中でも、スラングや洋画などで頻繁に耳にする表現など、教科書などではあまり目にする事のない表現をメインに説明していきます!
受験英語として普通に知っておくべき「つまらない」の表現
では、本題に入る前に、「つまらない」を意味する教科書などでもよく見るであろう英単語をいくつか挙げておきましょう。「俺/私はスラングだけ見に来たんだ!早く本題に入れ!」って方はここは飛ばしてください。
- boring
- uninteresting
- dull
- tedious
あたりは割と出てくるのではないでしょうか。
ちなみにですが、単語を日本語訳と完全に対応させて覚えるのは個人的にはおすすめしません。
日本語訳で覚えるのは入り (初めて単語を覚える際) には良いですが、どうしても日本語と英語にはニュアンスの違いだったりがあるので、最終的には、イメージで覚えることを目標にしましょう。
今回の場合だと、単語帳に「つまらない」が日本語訳として表記されている英単語を頑張って思い出そうとするのではなく、
「マイナスイメージで自分の好みじゃない物や人に使えそうな言葉」って何があるっけ?みたいな感じで表現が口から出るといいと思います。
イメージとして頭に染み込ませるためには、時間はかかりますが、やはりたくさんの例文を使って単語の “雰囲気” をつかむのがベストなのではないかと思います。新しい単語を覚える際に、たまには英英辞典で調べてみるのも定義を学ぶって意味では良いのではないかと個人的には感じますね。
「つまらない」を意味する英語のスラング/表現
では、本題に入りましょう。
lame
“lame”は、もともとは「足が不自由な」という意味があります。スラング的用法として、“boring” 「つまらない」と同じ使われ方がされます。では、いくつか例文を見ていきましょう。
日本語訳: 彼は、一晩中つまらない冗談を言い続けたんだ。
※”these” は、「これらの」と言う意味で使うので、この “lame jokes” は、この発言の聞き手の認識しているジョーク、または既に話者がこのジョークについて言及しているのかと思いますが、必ずしもそうではありません。 相手に、「こんなつまらん冗談言ってきてさ〜」って感じに説明する際によくこの “these” の用法は使われます。
日本語訳: 正直なところ、あの映画は本当につまらなかったよ。
※tbh = to be honest の略です。チャットなんかで使用します。
次の例のように、人にも用いることができます。
日本語訳: 彼とは誰もつるみたがらない。彼はマーーージでつまらない奴なんだ。
basic
“basic” は「基本的な」という意味でおなじみの単語ですね。”basic” もスラング的使われ方で、「つまらない」の意味で用いることができます。
「基本的な」→「オリジナリティーや個性に欠けていてつまらない」って感じです。
日本語訳: 彼女が好きな音楽は全部、(メインストリームすぎて)つまらない。
corny
「陳腐で、ありふれていている」という意味で使います。
日本語訳: そのギャグ、ほんとに寒いよ。
日本語訳: この曲の歌詞、聴くのが耐えれないわ。本当にありふれた歌詞だもの。
日本語訳: ありふれた感じに思われたいわけじゃいけど、彼女を初めて見たとき、この人が運命の人だってなったんだ。
※”the one” は、「運命の人」という意味で使うことがあります。
suck / stink / blow
“suck” や “stink“、”blow” は、動詞として使い、「つまらない」「最悪だ」などの意味を持ちます。また、これらの動詞の後ろに前置詞の “at” をつけて、「~が下手だ」という使い方もあります。口語表現として結構使われるので覚えておきましょう。
日本語訳: あの映画はつまらない。
強調の表現: bored to death など
「つまらない」を意味する英語スラング/表現: まとめ・オススメ本
以上、「つまらない」を表す表現でした。
表現の幅を増やす際には、様々なシチュエーションで使えそうな、汎用性のある表現から増やしていくのがポイントです。「つまらない」なんかも割と基本的な語なので使う機会もそこそこあるでしょう。
英語のスラング専門の参考書の数はかなり少なく感じますが、その中で私が実際に使ったオススメの本を紹介して終わります。それが、「イギリスのスラング、アメリカのスラング 英語with Luke」です。私自身もスラングを勉強しなきゃと思って初めて手にした本がこの本なのですが、一つ一つの解説が詳しく読んでいて全く飽きないですし、ネイティブの先生が書いた本なこともあって、実際に使われる自然なスラングを学ぶにはもってこいの本です。楽しく英語スラングを学びたい人はチェックしてみてはいかがでしょうか。ちなみに私は高校の英語の授業中に授業そっちのけでずっと読んでいました(笑)
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