色んな場面で使える「了解」の英語のスラング/表現
今回は、「了解」といったような、相手の頼んだことを了承する表現のお話です。
シチュエーション的にも様々な場面で使用する言葉なので、表現の幅を増やす価値はあります。
この記事では、その中でも、スラングや洋画などで頻繁に耳にする表現など、教科書などではあまり目にする事のない表現についてピックアップして説明していきます!
英語で頻繁に耳にする「了解」を表すスラング/表現
では、まずは、日常会話や洋画などで、かなり頻繁に耳にするものから見ていきましょう。
You got it.
この表現はめちゃめちゃ使います。
「あなたは欲しい物/事を手に入れます」ってニュアンスの「了解」です。
I got this.
何か頼み事などされた時や、なんらかの困難な状況に出くわした時などに、「任せて。自分がやります/できます」と言う時に使います。必ずしも何かを頼まれた時に使うわけではなく、「自分に任せて。」と言いたい際に使用できるので汎用性があります。
日本語訳: 今回のプロジェクトについては心配するな。俺に任せてくれ。
※ちなみに、主語をあなたに変えた、”You got this” は、「君ならできるさ。」と相手を鼓舞する場合に使います。
日本語訳: 君はこのトーナメントに向けて一生懸命練習してきたんだ。君ならできるさ。
I’m on it.
頼み事や命令などに対して「自分がやります(やっています)」って意味です。
Yup. / Yep.
“Yes” と同じように、「うん。」と相手の言ったことを肯定する意味ですが、こちらの方がくだけた表現です。
日本語訳: お願いがあるんだけど聞いてくれる? – うん。何?
Roger that. / Copy that.
洋画で、軍隊などの無線で話してるシーンに出くわしたらこれらの表現を使ってないかチェックしてみましょう。「しっかりメッセッージを受け取り理解しました」といったニュアンスです。
Sure thing.
“sure” が「もちろん。」の意味で使われるのは、学校の教科書なんかでもよく出てきておなじみだとは思います。”Sure thing.” も同じ意味で使われることがあります。
日本語訳: 今晩家まで送ってくれないか? – もちろんいいよ。
覚えておくといいかも?な「了解」を表す英語スラング/表現
今まで説明してきた表現は、割と知っている人も多かったのではないかと思います。
次に、少し応用編な表現をいくつか見ていきましょう。
aight / ight
「いいよ。」って意味の “alright” を少し崩したスラングです。最近の日本語っぽく言うなら、「りょ。」みたいな感じです。発音は、”alright” を少しテキトーに発音して、[ˈɑˌaɪt](アーイ)といった感じになります。最後の[t]はリリースさせないglottal stopであることが多いです。要するに[t]を発音する口の形はするが実際に発音はしないということです。
かなりくだけたスラング表現なので、英作文やエッセイなどでは使わないようにしましょう。「こんな言い方をする人もいるんだ~」くらいに思ってもらうだけでもいいです。
日本語訳: ジムに行こうぜ。今日は補助役としてお前がいてほしいんだ。- いいよ。俺ももう少しで課題が終えられそうだし。10分後には行くよ。
※”I’mna” は、”I’m going to” の短縮形です。
alrighty
“alright”「いいよ。」と同じ意味です。「オーライリィー」ってなんか響きがいいですよね。(笑) 個人的に好きです。カジュアルな会話の時に使用します。
K
チャットなんかで、“OK” が略されてKのみだけの時があります。このことを知らないで、”K” だけ送られてきたら、マジで何が言いたいのか分からないってなることもあるかもなので一応覚えときましょう。
日本語訳: じゃあ、また明日会おう。- おっけー。んじゃ。
※cya = see you (またね。)の略です。チャットなんかではよく使われます。
Okie dokie
“OK” と同じ意味です。おもしろおかしく「オッケー」と言いたい時に使用します。真面目なシチュエーションでは使用しません。
I’m down.
相手の誘いに対して、「賛成!」と言いたい際に使用します。
日本語訳: 今晩映画見に行かない? – おう、賛成。
「了解」を表す英語スラング/表現: まとめ
以上、相手の発言に対して了承、賛成する際の「了解」の表現でした。
表現の幅を増やす際には、様々なシチュエーションで使えそうな、汎用性のある表現から増やしていくと良いでしょう。相手の意見、誘いに賛同する場面なんかは、一日過ごしていたら、何度かは絶対遭遇すると思います。
覚えた(インプット)しただけだと、実際に話す際にすぐ表現が出てこなかったりするので、表現を覚えたら、あとはそれをアウトプットしていって、脊髄反射で返答できるくらいに、叩き込みましょうね!
最後まで読んで下さりありがとうございます。