今回の記事では、ネイティブが日常生活でよく使ったり、映画のセリフなどでよく耳にするフレーズ・表現である、”Ain’t nothing/nobody” について解説していきます。
教科書などではあまり目にすることの少ない表現なのに、実際にはよく耳にする表現なので、ぜひこの機会に覚えちゃいましょう!
ではさっそく本題に入りましょう!
“Ain’t nothing/nobody” の意味や使い方
Ain’t nothing ~ / Ain’t nobody ~
意味:「~なもの(人)はいない」
まずは、例文から見てみましょう。
おそらく意味を知らないで初めて耳にした場合、「え、これって疑問文じゃないの?てか、二重否定だから肯定文でしょ!」て思う方もいるかもしれません。
それらについても詳しく解説していきます。
ain’t
まず、”ain’t” の説明から。“ain’t”は、 am not/is not/are not/have not/has not といった否定表現の際に使います。例えば、
二重否定について
日本語訳: まだ君は何も見ていない。 → すごいのはこれからだ。
※この例文は、「すごいのはこれからだ。」という意味の表現としてそのまま使われることが多いので、そのまま覚えちゃいましょう!
疑問文じゃないの?
くだけた表現の場合「ain’t + 否定語」でも否定の意味のままなのはわかったけど、、、be動詞/have/has+not の代わりに使われるはずのain’tが、文頭に来ているから、疑問文じゃないのか?って思う方もいると思います。
これは、疑問文じゃないです。と言ってしまえば終わりなんですが、文法マニアの方は気持ち悪く感じると思うので、こういう風に考えるといいよ~て感じの説明を軽く行っときます。
意味としては、
Ain’t nothing/nobody ~ = There ain’t nothing/nobody that (is) ~
と考えればいいです。
(is)を付けたのは、Ain’t nothing/nobody の場合には、be動詞は省略されることが多いからです。最初に示した例文なんかはそうです。
以上のように、スラングなどの非常にくだけた表現は文法的にみると誤りなものもあるので、いったん文法のことは忘れてフレーズをそのまま覚えてしまうことをお勧めします。
最後に他にもいくつか例文を挙げておきます。
英語表現”Ain’t nothing/nobody” 最後に
今回は、ain’t nothing/nobody を使った表現を詳しく見ていきました。結構聞くことの多い表現ですが、かなりくだけた表現でもあるため、教科書なんかで見ることは少ない表現です。もともと英語が得意だった私も最初に洋画を字幕なしで観ようとした際、こういった表現でつまづいていた記憶があります。
このように、実際は使われるけど、あまり市販の単語帳や参考書には載っていないような表現や、実際にいろんな場面で使えるフレーズなどをTwitterでは発信しているので、興味がある方はぜひフォローしてみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。