洋画を使った英語学習方法【方法によっては超効果的】

  • 2020年7月29日
  • 2020年8月1日
  • 勉強法
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洋画を使って英語は勉強できるのか?」「洋画で英語を学習するメリットは?」「洋画を使って勉強って具体的にどうやってやるの?」といった疑問を持っている人へ向けた記事です。

「英語喋れるようになりたい…でも教科書で勉強するのは楽しくないしモチベーションが上がらない…」という方に私のおすすめの勉強法が洋画を使った勉強法です。

この記事では、洋画や海外ドラマを観ながら英語学習するメリット私が実際に行ってきた方法を紹介していこうと思います。この記事を参考にした勉強法を行っていけば洋画を楽しみつつ英語を学ぶことが出来ます。

私はこの方法を使って実際に徐々に洋画や海外ドラマを理解できるようになっていったのでとてもお勧めしたい方法です。

洋画を使って英語学習するメリット

勉強のモチベーションを保てる

勉強一般に言えることなんですが、「好きこそ物の上手なれ」です。私自身も高校生の時に強く実感してましたが、やはり自分の興味がない教科は興味のある教科に比べてやる気が全然でませんでした。

英語自体には興味があるし話せるようになりたいけど、机に座って勉強のようにガリガリと問題集を解いていく気にはなれない」という人には、洋画や海外ドラマを観ながら学習することで、高いモチベーションを保ちつつ楽しく英語学習ができます。

私の経験や周りの人たちを見てきて感じるのですが、英語上達の一番の秘訣は継続することです。

勉強やスポーツなどで、ある日なぜかモチベーションが上がって数日間だけたくさん勉強や練習に没頭したけれど一定の期間を過ぎてやる気がだんだんなくなっていった経験をしたことはありませんか?私は割とありました。こういう時に多いのが、目標は明確にあってその目標の自分になりたいっていう気持ちだけで努力しているパターンなんですよね。もちろんすごく意志が強く全く苦にならない人にとってはいいですけど、みんながみんな鋼の精神力は持っていないと思います。

英語学習は短距離走ではなくマラソンです。長い期間で見た場合に英語に費やした時間を増やすという意味で、洋画を観ながら勉強自体を楽しくするというのは非常に効果的です。

単語・表現が頭に残りやすい

単語帳で知った単語・表現と、映画やドラマで知った単語・表現を比べると、私の経験上映画やドラマで知った単語・表現のほうがずっと頭に残りやすいです。映画なんかだと、セリフを言った際のストーリーの展開や映像なども一緒に頭に入ってくるので、「この表現って何だったけ?」ってなった時に、「たしかこのセリフはあの映画のあの展開のときにあの役者が放った言葉だから…..」といった感じのイメージが映像とともに思い出されやすいです。

音声がついている単語帳は多いですが、映像や会話の前後関係までを付けてる単語帳は少ないと思います(少なくと私は今まで見たことがないです)。

可能な限り長期記憶に残すという意味でも、洋画や海外ドラマはかなり優れているといえます。

実際に使われる表現や発音に触れることができる

上で述べたモチベーションや覚えやすさなどは、自分の努力とメンタル次第では割と普通の勉強法でも問題ないのですが、実際の生きた英語を学ぶという部分はカバーできません。

私自身がまさにそんな感じでした。もともと中学生の時点で英検準一級を取得してはいたので、試験形式の英語は得意で苦手意識は全く無かったのですが、映画でのセリフが速くて聞き取れない&知らない表現・スラングがでてくるなど、思ってたよりも圧倒的に理解できませんでした。

そこで気づいたのは、洋画のセリフではすべての単語を辞書の発音記号通りに発音していないことがあることです。一度洋画を字幕を見ずに観てみると発音の理解の重要性が分かると思います。それに気づいてから、私が行ってきた発音の練習方法は、こちらを参照にしてみてください。また、スラング表現も一般的な教科書や問題集では出てくることは少ないです。この二点は普通の勉強法だとどうしてもカバーしきれないです。

洋画を使った学習方法

次にじゃあ具体的にどうやって勉強すればいいの?ってなりますよね。ここはあなたのレベルによって変わってきますので、二つのレベルに分けて説明します。

字幕を見ずに洋画を見ていて大体の展開は理解できるレベル

洋画を観ていて大まかなストーリーは理解できるレベルの人は、知らない単語や表現が出てきたらその都度調べて表現の幅を広げましょう聞き取れない部分は発音が省略されたりしてないか(省エネ発音されてないか)のチェックも忘れずに!ただし、大体のストーリーはわかるレベルでも、映画では音声という聴覚情報以外に映像という視覚的情報が入ってくることもあり、実際にセリフを聞き取れてる率は案外低いってことがあります。特にストーリー自体は複雑ではない内容のもの(アクション映画なんかには多い)を観ているとこの状況に陥ることがあります。その場合はすべての知らない表現なんかを調べてると結構時間がかかってしまい、結果”洋画を楽しみながら”というこの学習方法の長所が無くなりかねません。その場合は、「日常生活で使えそうな単語・表現」「色んな場面で使用できそうな単語・表現」のみを調べるという手が良いと思います。どういう表現がその表現に当てはまるのかを後に説明します。

ちなみに調べただけだとその表現を反復して復習・練習ができないので知らなかった表現のメモはとっておきましょう。調べた際に意味を知ってそこで満足してしまうってパターンは覚えた気になってしまう&数か月後には忘れるってことになってしまい、せっかくの費やした時間が完全に水の泡になってしまいます。

ちなみに、私は下の写真のように知らないor知っているけど自分で話すときには出てこなさそうな単語や表現をiPhoneにメモしてました。知らなかった部分に太字や下線を付けておくと復習する際に見やすいです。

洋画を使った学習方法

iPhoneは、辞書機能を使うと単語を長押しするのその意味が調べられるので非常に便利です。また先ほどお話ししたように映画やドラマだとストーリーの流れも頭に入ってくるので意味を忘れにくいこともあり、私は意味まではメモってはいませんでした。同意語やその単語を使った別の表現・例文などはメモることもありました。

上の私のメモ帳のスクリーンショットを用いて、どういう表現が「日常生活で使えそうな表現」や「色んな場面で使えそうな表現」に当てはまるのかを見てみましょう。

例えば、一番上にある、”nail Jenny down on …” と言う表現は、「…に関してジェニーから情報を引き出す」って意味になります。この表現は色んな場面で使えそうじゃありませんか?今回は、”what she wants for actual birthday”(誕生日に何が欲しいのか) ですが、例えば、「デートでどこに行きたいのか」「心の中で何を考えてるのか」など様々な意味で使えます。このような汎用性のある表現は、実際に自分が英語を話すときに使うことができる機会が多い&次に違う映画を観たときに出てくる可能性も高いので、優先的に覚えていくと良いです。

逆に “seared squab“(料理名: ひなバトを焼いたもの)なんかは、レストランで全く同じメニューを注文する際くらいにしか使う機会はあまりないのではないのでしょうか?このような単語を一つ一つ覚えていくと日が暮れてしまいますし苦になってしまう人もいるかもしれません。(私自身はあまり苦にならなかったので調べて覚えてましたが、みんながみんなそうではないと思いますので….)

字幕なしだと何を言っているかさっぱりわからない

英語初学者や洋画を英語で観るのにあまり慣れてない人なんかだと、字幕に頼らなくてはほぼ何を言ってるかわからないってなることも多いのではないかと思います。洋画を一度吹き替えや字幕ありで観て二度目に字幕に頼らずに見ることをすすめる方もいますが、「英語学習を楽しみながらやりたい!」って思っている人には個人的にはあまりおすすめしません。もちろん苦にならないのならその方法がもっとも勉強になることは確かなのですが、あまりにも知らない表現がありすぎて覚える量が多くなりすぎると”the 勉強感”が出てしまって、途中で勉強自体を辞めてしまうということにもなりかねません

そういう方にお勧めなのは、映画の中で出てきた、印象に残ったセリフかっこいいと思ったセリフを5~10個ほど覚えるというものです。私の経験上、自分自身から「このセリフ英語で言えたらかっこいいな」と思うようなセリフは、単語帳に載っていて作業的に覚えた表現よりも圧倒的に頭に残りやすいです。好きな映画の好きなシーンのセリフを覚えていくってだけで学ぶモチベーションも上がるので、長い目で見て非常に効果的だと思います。

最後に

いかがだったでしょうか?洋画を使って勉強するとやはり楽しく学べるので継続しやすいです。

私自身、勉強英語ではない所謂「生きた英語」はこの記事で述べた洋画を用いた学習方法で学んできました。一般的な机に向かってガリガリとペンを走らせる勉強だと、英語自体好きだとは言ってもやはり疲れてしまっていた自分が、洋画を観ながらの学習方法だと「休憩なんかいらない、むしろもっとやりたい」という気持ちになり結果、何年も継続することで、洋画を英語で楽しめるまで成長できたので、ぜひ試してみてください!

最後まで読んで下さりありがとうございました。

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