英検ネットドリルの口コミ・評判レビュー!【メリットやデメリットも解説】

英検ネットドリルって聞いたことがあるけど、実際のところ、口コミ・評判はどうなのか?」と思っている方への記事です。中学3年生で英検準一級を取得した私がレビューします。

この記事では、メリットだけではなく、デメリットについてや、どのような人に向いている教材なのかも解説します。書籍版との値段の比較もしています。

英検ネットドリルの評判・口コミ

英検ネットドリルとは、英検受験でお世話にならないであろう天下の「旺文社」が出版している3つの教材「でる順パス単」「過去6回全問題集及びCD」「予想問題ドリル 新試験対応版」がすべて収録されたデジタル版の教材です。級は5級~準1級に対応しています(現時点では1級には対応していません)。スマホ、タブレット、PCを用いてどこでも学習できることを売りにしています。

まず実際のところの評判はどうなのか、ネットやSNSでの口コミ・レビューを見ていきましょう。

英検®ネットドリルの最大のメリットは、時間や場所の制約なしに、いつでもどこでも英検®の勉強ができる点です。

普段使っているスマホ一つで、3つの教材が一気に学習できるだけでなく、二次試験対策までバッチリできるのが大変魅力的です。

単語学習では、必ず例文の音声まで聞き、すらすら言えるようになるまで音読を繰り返しました。シャドーイングできるまできちんと仕上げてから次の単語に進んでいました。どんなに疲れていても毎日ネットドリルだけは、絶やさずに学習しました。

こんな素晴らしい教材を開発していただき、ありがとうございました。本当に感謝しています。

【神奈川県・女子大学生】

出典: 英検ネットドリル

特別にテキストなどを購入する必要もなく、ネット環境があればいつでもどこでも勉強できたので、すごく重宝しました。

「でる順パス単」は繰り返すだけで、語彙力アップを実感できました。「過去問集」では長文の問題に慣れることで、本番でも落ち着いて解くことができました。リスニングもちょっとしたスキマ時間に聞けるので、効率の良い学習には欠かせません。

合格を目指す上で、必須のツールです!!

【福岡県・男性会社員】

出典: 英検ネットドリル

以上は英検ネットドリルを販売している株式会社ショウインの公式サイトに載っている内容なので、「そりゃ販売者なんだから、良いことしか書かないだろ!」と思いますよね。Twitterでの評判を少し見てみましょう。

本で勉強するのがもともとあまり好きじゃない方には確かによいですね。私自身も本での勉強が嫌いなわけではないですが、デジタル版の方が飽きずに毎日継続するには良いようには感じます。

ゲーム感覚で覚えれるというのは私自信もかなり共感できます。オンラインのクイズをやっている感覚で単語を覚えることができるので、私を含め合う人にはかなり合うと思いました。

最後にマイナス面の口コミです。やはりデジタル教材なこともあり、エラーが生じることもあります。

英検合格のためのネット教材【旺文社 英検ネットドリル】

英検ネットドリルのメリットやデメリット

私の感想も含め、口コミ・レビューのほとんどはプラスのものですが、紙媒体ではなく英検ネットドリルを使うことのデメリットがないわけではないので、メリット・デメリットをともに解説していきます。

英検ネットドリルのメリット

メリット
  1. 文法書を除いて他の参考書を買う必要性が無い
  2. スマホやタブレットを使うので、電車の中などの隙間時間に学習しやすい
  3. 解答解説集などのページをめくる手間がゼロ
  4. 単語学習では、単語の和訳の表示、発音や例文のリスニングがワンクリックで可能
  5. 英単語のうち確実に覚えたものにチェックを入れることができるので復習が効率的
  6. 間違えた問題のみをもう一度確認する弱点チェック機能
  7. 確認テスト」の結果をグラフ化することによって弱点が明確になる
  8. 英単語をテスト形式で学習する機能もあり
  9. 辞書機能によって一瞬で分からない単語の意味が分かる
  10. 全国模試を受けると、全国でのランキング合否判定の目安となるコメントなどが分かる
  11. 二次試験対策は英検ネットドリルの方が圧倒的に有利

①まず、大きいメリットの一つとして、基本的に他の参考書を買わなくても英検ネットドリルで単語や過去問、予想問題などをしっかりと仕上げておけば、合格するのに十分なことです。

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ただし5級から2級までは文法事項の設問があるので、学校などでその級で出題されるレベルの文法事項をまだ学んでいない場合や文法問題を確実に落としたくない人は、その級の教本は持っていた方がよいでしょう。教本を読んでおくと、どのような文法事項が問われるのかが分かるので、文法事項は学校でしっかり学んだ人でも目を通しておくのはありかもしれません。

英検5級総合対策教本 改訂版 (英検総合対策教本) [ 旺文社 ]

英検4級総合対策教本 改訂版 (英検総合対策教本) [ 旺文社 ]

英検3級総合対策教本 改訂増補版 (英検総合対策教本) [ 旺文社 ]

英検準2級総合対策教本 改訂増補版 (英検総合対策教本) [ 旺文社 ]

英検2級総合対策教本 改訂版 (英検総合対策教本) [ 旺文社 ]

②毎日通学や通勤する人にとっては、紙媒体で勉強するよりも、タブレットやスマホで勉強する方が勉強しやすいと思います。また、英検ネットドリルがあれば単語帳や問題集を何冊も持ち歩く必要性が無くなるので、荷物も軽くなりますね。

③④英検ネットドリルでは、問題を解いた際に解答と解説が自動で出るため、書籍版で解いたときのように解答解説集の該当ページを毎回わざわざ探す手間と時間が省けます。英単語の和訳のワンクリック表示や発音・例文のリスニングがワンクリックで可能なこともメリットの一つです。英語を勉強する際に音声を聞くか聞かないでは長い目で見ると雲泥の差が出てきます。でもCDを使って勉強する場合、一回一回該当するトラックを選ぶ必要があるので、少し手間がかかり面倒くさいのが正直なところ。ワンクリックでいつでも音声を聞ける英検ネットドリルなら必然的に英語音声に触れる回数は増えていきます。これらは、紙媒体では絶対に実現できないデジタル版教材の強みですね。

⑤~⑧英単語帳で単語を復習する際に、完璧に覚えたものまですべて復習するのも時間のある人にはいいですが、勉強する時間が限られている人や試験前数日間の最後の復習をする人にとっては非効率です。英検ネットドリルでは英単語のうち自分が確実に覚えたものにチェックを入れることができ、後の復習の際に自分の覚えれていない英単語のみの復習ができます。また、「確認テスト」を利用すると、自分の弱点が視覚化されてはっきりとわかります。効率的に復習をしたい方弱点を徹底的に無くしたい方にとっては非常に便利な機能が搭載されています。英単語を覚える際によく使われる赤シートの代わりとして、英単語をテスト形式で学習する機能もあるので、そちらも利用するといいでしょう。

⑨英検ネットドリルでは、5級~準1級のでる順パス単シリーズの語彙をデーターベース化しており、意味を知らない単語にカーソルを当てると、英単語の意味が表示される辞書機能がついています。この機能は本当に時間の節約になります。

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長文問題の学習の際などに一つの長文に何個も知らない単語が出てきた場合、それらを一つ一つ調べていくのは時間がかかりますし、何より面倒くさいなと思ってしまいますよね。カーソルを当てるだけで意味が分かるのは圧倒的に辞書で一つ一つの意味を調べる場合と比較して時間の節約になりますよ!

⑩オンラインで「全国模試」を受けることで、模試の結果がデータ化だれ表示され、全国での自分のランキング合格に何が必要なのかが分かるので、モチベーションが落ちてきた時などにはぜひ利用してみてほしい機能の一つです。もちろん模試を解く際には時間計測もされるので、本番を意識して緊張感をもって試験を受けることができます。

⑪英検ネットドリルでは、評判通り、二次試験での機能が充実しています。自宅で本格的に二次試験の練習ができます。バーチャル試験官を相手にまるで本番の面接かのように進めていくことができます。もちろん正しい解答例やその音声もついているので自分の解答との差も確かめることができます。

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おそらく3級以上の級になってくるとみなさんが最も不安になってくるのが、面接ですよね。その面接を英会話教室などに通わず自宅でできてしまうというのは大きいのではないのでしょうか?

英検ネットドリルのデメリット

デメリット
  1. もう少しで合格できそうな人にはコスパが悪い
  2. 一年間のみの使用期間である
  3. 本番と全く同じ形式で問題演習ができない
  4. 長時間使用すると目が疲れる

①一番のデメリットは書籍版で購入した場合に比べて、価格が高いことにあるのではないかと私は思います。あと少しで合格できそうなレベルにすでにいる人にとっては、ぶっちゃけコスパが悪いように思います。以下、書籍版の「でる順パス単」「過去6回全問題集及びCD」「予想問題ドリル 新試験対応版」を購入した場合と、英検ネットドリルを購入した場合での値段の差をそれぞれの級に分けて表にまとめました(旺文社と株式会社ショウインのそれぞれの公式ホームページでの値段の比較)。

5級 でる順パス単 過去6回全問題集 予想問題ドリル 合計
書籍版 ¥1,045 ¥935 ¥990 ¥2970
英検ネットドリル ¥7000
4級 でる順パス単 過去6回全問題集 予想問題ドリル 合計
書籍版 ¥1,100 ¥1,045 ¥1,155 ¥3,300
英検ネットドリル ¥8,000
3級 でる順パス単 過去6回全問題集 予想問題ドリル 合計
書籍版 ¥1,210 ¥1,100 ¥1,265 ¥3,575
英検ネットドリル ¥9,000
準2級 でる順パス単 過去6回全問題集 予想問題ドリル 合計
書籍版 ¥1,320 ¥1,100 ¥1,265 ¥3,575
英検ネットドリル ¥9,000
2級 でる順パス単 過去6回全問題集 予想問題ドリル 合計
書籍版 ¥1,430 ¥1,760 ¥1,540 ¥4,750
英検ネットドリル ¥10,000
準1級 でる順パス単 過去6回全問題集 予想問題ドリル 合計
書籍版 ¥1,760 ¥2,310 ¥1,760 ¥5,830
英検ネットドリル ¥12,000

自分がどのレベルにいるのかが分からない人は、英検の公式ホームページで過去問を一度解いてみて、自分が合格ラインからどれだけ離れているのかを確認してみた後に書籍版にするか英検ネットドリルにするかを決めるのもありかもしれません。英検の公式ホームページには過去三回分のみ問題と解答がアップされています。解説はついていないのでなぜ間違ったかなどは分からないかもしれませんが、自分のレベルを確認するという意味で、教材を選ぶ前に解いてみるとよいです。

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逆に、「準2級に受かったので次は2級に挑戦しよう!」というような方や、「ある期限までに、絶対に〇級をとっておきたい」といった方には、効率や機能面の充実さを考えると英検ネットドリルを使う方がコスパが良いと思います。

使用期限が一年間という部分もデメリットの一つではあります。ただ正直なところ、英検ネットドリルを使って勉強していれば合格までに一年以上かかるようなことはないような気はします(それだけ学習効率が上がります、マジで)。

本番と全く同じように紙に印刷された問題用紙とマークシートを使って演習が出来ないというデメリットもあります。ただし、先ほど紹介したように英検の公式ホームページには過去三回分の過去問がPDFとしてあげられているので、英検ネットドリルの過去問や予想問題が終わった後に本番の試験を意識して解いてみることで解決します。

④電子版なので長時間休憩なしに使い続けるのは目の負担になります。

 

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以上メリット・デメリットを挙げていきました。デジタル版だからこそ受けることが出来る効率性向上というメリットと、価格が書籍版よりも高くなるというデメリットをメインに天秤にかける必要がありますね。

英検ネットドリルはどのような人に向いているのか?

メリットとデメリットを解説してきましたが、それらを考慮すると、英検ネットドリルは、

  1. 受験する級の一個下の級に合格したばかりの人
  2. 履歴書に資格として書きたいなど、ある期限までに絶対に合格しておきたい人
  3. 勉強時間が限られている
  4. デバイスでの勉強が向いている
  5. リスニングが苦手な人
  6. 二次試験が不安な人
  7. 経済的に余裕のある人

に向いていると言えます。

上記にある程度当てはまる方は、英検ネットドリルが最強だと言い切れます。ぜひこの機会にデバイスを用いた勉強方法に切り替えてみるのはいかがでしょうか?



 

数問だけではありますが無料体験はホームページでできるので、ぜひそちらをした後に考えてみるのもありですね。みなさんの英検合格を応援しています!

最後まで読んで下さりありがとうございます。

 

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