英語学習のモチベーション・やる気を上げるおすすめの方法

  • 2020年8月4日
  • 2020年8月8日
  • その他
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英語学習のモチベーションの上げ方や保ち方はありますか?一定期間勉強していると途中でモチベーションが下がってしまい、つい勉強をサボってしまいたくなることがあります。

M
確かに長い間やる気とモチベーションを高く保って英語の勉強を続けていくのは、初めのうちは難しいですし、英語が好きな人でもモチベーションが上がらない日や期間が出てきてしまうことは少なくありません。この記事では、私が実際に行った学習モチベーションを上げて勉強を継続していく方法についてお話します。

今回の記事は、英語力を上げたいけどやる気・モチベーションがいまいち続かない人どうしても英語の勉強を継続することが出来ない人に向けた記事です。

英語学習のモチベーション・やる気の上げ方

では具体的な方法にについて大きく分けて6つの方法を解説していきます。①~⑤の始めにそれぞれ一つずつチェック項目をつけました。「はい」と答えてしまう場合は、その部分の内容をしっかり読んで実践してみることをおすすめします。

①自分の英語力にあった教材を使う

自分の英語の参考書を何となくで選んでないか

参考書を選ぶ際に初心者にありがちなのが、自分の能力を過大評価してしまい、今現在の自分には早すぎる難易度のものを買ってしまうことです。

自分に適した難易度のものを選ぶことで得られるモチベーションへの影響として、

  1. 学習過程で挫折しにくい
  2. 小さな成長・成功の積み重ねで自信とともにモチベーションも向上させることができる

が挙げられます。

まず①に関してですが、自分には難しすぎる参考書を使っている場合は、勉強する過程で「なぜ自分はこんなものも分からないのか。勉強に向いてないのではないか。」と自分を責めてしまうことになりかねません。実際にはあなたの才能がない訳ではなく、あなたがまだそのレベルのものを扱うために必要なステップを経てないだけなのにも関わらず。
確かにある程度の挫折を味わうことは、自分も頑張らなきゃと思うために必要なこともありますが、勉強していく中でそのような大きな挫折や絶望感を味わいすぎると、刺激になるどころかむしろ自分にとってマイナスに働いてしまいます

次に②に関してですが、私が今まで英語を勉強してきて感じるのは、日々のちょっとずつの進歩・成功(例えば、昨日の自分には分からなかった英文が新しい文法を一つ知ることによって読めるようになった等)を重ねれば重ねるほど、自分の英語への自信やモチベーションは上がっていくことです。
ここで重要なのは、「小さな」進歩であることです。要するに、今の自分にとって無理がなく、ほんの少しだけ頭をひねるギリギリのラインの内容のものを理解・正解することを繰り返していくことがモチベーション向上には最適なのです。

この二点を実現させることができる私のオススメする参考書は、
レベル別に分かれたシリーズの参考書
です。単語帳にはこのタイプのものが多い印象を受けます。こうすることで、「実は自分はそのレベルに達していなかったのか」と心を折られる可能性は減ります。また、自分の今のレベルを大まかに知ることができるという意味でも良いと思います。

②英語が流暢になった自分を想像

目的や自分なりの理想像を持たずに学習してないか
まず大前提として、「自分がなぜ英語を上達させたいのか」「どのレベルの点数・流暢さを目指すのか」といった、学習目的、最終的目標を明確にしておくことは、モチベーションを維持するのに重要です。
そのような明確な目標がある人は、勉強に行き詰った際には、その目標に達した時の自分を想像してください。
ここはみなさん一人一人で変わってくるとは思いますが、例を挙げると、
  • 色んな国の人と言語の壁を越えて会話をしている自分
  • 海外旅行に行った際に不自由なく現地の人とコミュニケーションしている自分
  • 洋画や洋楽をそのまま楽しむ自分
  • 英語を話せるのは日本人には珍しいが、自分は英語を話せるという自信がつく
  • 受験英語で無双している自分
  • 英検、TOEICで自分の目標レベルに達したときの達成感

など、があります。

これに関連して、英語が使えることで得ることのできる恩恵について、英語が話せるメリット【日本に住んでいてもありますよ!】でお話ししているので、興味がある方は是非読んでみてください。

③英語が使える機会のある場所に出向く

常に本を使って一人で勉強してないか
英語を “学問や勉強” といったイメージだけで学習していると、つい参考書、問題集などの本のみに没頭しがちです。英語は、人と人をつなぐ “言葉” であることを忘れないようにしましょう。
実際に英語を言葉として使える機会のある場所として以下が挙げられます。
  1. 海外に行く(留学など)
  2. 国際交流イベントなどに参加し、英語話者の友達を作る
  3. インターネットを用いて、ネイティブスピーカーと話す(オンライン英会話など)

以下、それぞれに関して、メリットとデメリットを簡単にいくつか挙げておきます。

①海外に行く(留学など)

英語を使える場所として、まず最初に頭に浮かぶ場所でしょう。

メリット

  • 自分自身を英語環境下に24時間置くことができる
  • 現地に行かなければ分からないこと(日本にはない文化やルールなど)を実際に感じることができる
  • 外国に行くことで、今までに無かった新しい刺激や考え方に触れることが出来る

デメリット

  • お金がかかる
  • ある程度の英語力がないと、英語を話すことができず効果が半減してしまう

②国際交流イベントなどに参加し、英語話者の友達を作る

私がおすすめしたいのが、定期的に開催されている国際交流関係のイベントに参加することです。

メリット

  • 海外に実際に行くのと比べ、圧倒的に低コスト
  • 交流したい・話したい人が集まるので、声をかけやすい雰囲気がある
  • 話がはずめば外国人や英語に興味がある日本人と友達になれる

デメリット

  • 数カ月に一回ほどの頻度で開催されるものが多いので、タイミングを逃すと次の開催までに期間があく
  • 日本語を話せる外国人もいるので、つい日本語でコミュニケーションをとってしまうかもしれない

③インターネットを用いて、ネイティブスピーカーと話す(オンライン英会話など)

メリット

  • 相手はネイティブの先生なので、自分が英語が苦手でも理解してくれる
  • 先生と生徒という関係性があるので、質問しやすい

デメリット

  • インターネットの回線遅い人には不便
  • ネット上で話すので、実際に人と会って話したい人には物足りないかもしれない

 

以上を踏まえて、自分に合った方法を選びましょう。

④好きな洋楽・洋画・YouTuberなどを見つける

英語は勉強であり楽しくないという先入観を持ってないか

楽しみながら勉強することは、継続する上でかなり大きな要素になります。自分が好きと言えるような洋楽アーティストや洋画、海外YouTuberを見つけると、「この曲のこの歌詞の意味を深く知りたい」「映画のこのシーンってどういう意味なんだろう」「あのYouTuberの言っていることを理解できるようになりたい」「もっとこの歌手、俳優、YouTuberのことを知りたい」などと、自分から何かを知りたいという姿勢になり、普段の勉強とは違った観点から英語を見ることが出来ます。

お気に入りや尊敬する歌手や俳優がいることには、それ以外にもいい点があります。それは、

自分が話す際の手本・モデルとなる人物がいること

です。自分が英語を話す時に、その人の話し方・イントネーションなどをイメージして真似ることで、英語話者の細かいイントネーションや文を切る場所などを自然と身に着けることができます。自分が好きな/尊敬する人物の映像は何度も見ていると思うので、話す際に頭の中でイメージしやすいので真似るのには最適です。

M
ちなみに私は、話し声がかっこいいお気に入りのアーティストを自分の英語を話す際のお手本にしていました。真似れる部分はすべて真似るスタンスで話す練習をしていたので、「どうせなら魅力的な声質の人をお手本にしたいな」と思ったからです。

⑤趣味・好きな事を英語で学ぶ

英語は言語というツールであることを見失ってないか
③の部分でもお話ししましたが、英語はあくまでも人と人とのコミュニケーションツールです。また、何かについて知りたいと思った自分がインターネット検索や本を読む際に用いるツールでもあります。
私が英語を勉強する過程で効果的に感じたのは、google検索, YouTube, 書籍などで自分の興味ある事や趣味について英語で調べることです。これには、
  • 興味がある内容なので頭に入ってきやすい
  • 調べてていても飽きない
  • 自分の趣味について英語で語れるようになる

といったメリットがあります。

私自身英検を受けていた中学生時代や大学受験英語を解いていた高校生時代を振り返ってみると、長文の内容が面白い内容の時は文章に没頭することが多かったように感じます。また、自分の趣味を調べているので、文章をずっと読んでいても、自分の興味・好奇心の方が勝り、飽きる可能性は低くなります。さらに自分が誰かと会話するときにも、自分の事を語る際に趣味や興味のある事を英語で語れるようになるので、会話の引き出しが増えるというメリットもあります。
英語の聞き取りに自信があまりない方は、gooogle検索や本の方が良いです。英語力(特にリスニング)がそこそこついてきたなと感じる人は、YouTubeで調べてみましょう。YouTubeは洋画と違い字幕がないものが多いため、ある程度聞き取れるようになってからじゃないと少し厳しいかもです。

⑥英語学習を完全な習慣に(本当はこれができると最強)

①~⑤まで、モチベーションをいかにして上げるかについてお話してきたわけですが、勉強を継続する上での目指す最終形態は、「自分のルーティーンに完全に組み込んでしまう」ことです。勉強のモチベーションが上がらないと言っている方を見ていて思うのは、勉強をする日としない日にむらがある人が多いことです。日によって勉強をする時間が毎日のように変わっていると、自分の習慣になりにくいという問題があります。

勉強を習慣にしてしまい毎日のルーティーンにするにはそこそこ時間はかかりますが、得られるメリットとして以下が挙げられます。

  • 勉強を始めるという最も精神力がいる部分を無意識のうちにクリアできる
  • 一度習慣にしてしまえば、リズムがでてきて勉強することが普通になってくる

「毎日朝9時から英語学習をする」「通学・通勤時間の電車内で勉強する」といったように、自分で勉強するタイミングを決めてしまうことで、勉強開始を先延ばししにくくなります。一番難しいのは勉強を始めることで、一度勉強を開始して集中してしまえばその状態を維持することは案外難しくないです。

その習慣を数カ月ほど続けることができると、その頃には自分のルーティーンに沿って勉強することが当たり前になっているので、モチベーションに関わらず学習を継続することもできます。

M
ちなみにこれは、勉強だけではなくすべてに言えることだと思います。例えば私は三年ほど前から筋トレをするようになったのですが、「何曜日はどこの部位を鍛える」と自分で決めることで、今では筋トレすることが完全に日々のルーティーンに組み込まれており、当たり前になっています。

まとめ: 英語学習のモチベーション向上は自分の英語力に大きく影響します

いかがだったでしょうか。「そんなモチベーションの上げ方もあったのか」と思ってもらえるポイントを見つけてもらえたのなら幸いです。

英語を含む言語学習で大切なのは、「その言語に触れる機会・時間を増やすこと」です。そのために、毎日コツコツ積み重ねていく必要があるわけです。モチベーションに満ち溢れた人とモチベーションが出ずに適当に学習している人でこの部分にかなり差が出てくると思うので、やる気が出ないように感じる日にはこの記事に書いてあることを思い出してください。また、モチベーションだけに頼るのではなく、勉強時間・タイミングを決めて習慣化する努力も怠らないようにしましょう!

最後まで読んで下さりありがとうございます。

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